コーヒーの木の育て方

コーヒーの生豆を植えると発芽する??発芽させる方法とポイントをご紹介!


品種や産地、焙煎や挽き方、淹れ方などこだわればこだわるほど奥が深いコーヒー。

最近では鉢植えで育てられる気軽さと、艶のある緑の葉やジャスミンのような良い香りの白い花、鮮やかな赤い実を楽しめる観葉植物としても人気です。

上手に育てれば、3~5年で結実し、自分で育てたコーヒーの実から自家製コーヒーを淹れることもできるかもしれません。

コーヒーの実は花がしぼんだあとに出来ます。緑から徐々に赤へと変化し、完熟した真っ赤な実はさくらんぼに似ていることからコーヒーチェリーと呼ばれています。品種によっては赤くならず黄色く変化するものもあります。

そんなコーヒーの木を生豆から育てることができるのか??

今回は生豆から発芽させる方法をご紹介していきます!!

コーヒーの実の内部構造

コーヒーの実は外から外皮、果肉、内果皮(パーチメント)、銀皮(シルバースキン)と種子が入っており、種子の部分を取り出し、外側の皮などを取り除いたものがいわゆる「コーヒー豆(生豆)」と呼ばれている部分になります。

 

コーヒー豆の構造

1、センターカット

2、胚乳

3、シルバースキン

4、内パーチメント

5、外パーチメント

6、果肉

7、外皮

細かく分けると7層にもなります。

完熟した赤いコーヒーの実を摘み取り外皮をはいでみると、黄色い果肉が見えてきます。果肉は少し甘く、中心には一対の種子が向かい合わせに入っています。種子の周りにはヌルヌルした膜がついていて、水で流すとコーヒー生豆の形がはっきりしてきます。しばらく乾燥させると種子を覆っているもう一枚の内果皮(パーチメント)があることがわかります。

さらにカラカラに乾燥させると銀皮(シルバースキン)をまとった種子が顔を出します。この種子が実際に日本に入ってくるコーヒー生豆になります。

コーヒーの種子である生豆をまけば発芽すと考えてしまいがちですが、生豆の状態では発芽はしません。コーヒーはパーチメントの状態(パーチメントコーヒー)で苗床に植えます。パーチメントコーヒーとは上記の7と6を取り除いた状態です。

そんなコーヒーはどのようにして発芽するのか紹介したいと思います。

 

コーヒー豆の発芽のやり方

コーヒー豆の発芽に必要なものは、生豆、プラスチック容器(ふた付き)、水、ティッシュやコットンなど水分を含ませられるもの、植木鉢、鉢皿、底敷用の小石、園芸用赤玉(小粒)、バーミキュライトです。

生育環境としては寒さや真夏の強い日光に弱いため、20度程度の室内が望ましいです。豆は5月~9月頃のあたたかい時期に植えます。

まず用意するのは生豆です。通常流通している生豆は表面のぬめりや薄皮などを洗浄し、きれいにした状態で販売されています。この生豆を水に入れたプラスチック容器に浸し、一晩おきます。種が十分に水を含んで白っぽくなったら、水を捨て、プラスチック容器の中にしっかり濡らしたティッシュを敷きます。

豆をティッシュの上に置き、乾燥しないよう、ふたをしておきます。翌日~2日程度で発根しはじめます。途中でカビが生えてしまった場合はその都度豆を取り除いて、ほかの豆にカビがうつらないようティッシュを変えます。

実際発芽するのはごくわずかです。10粒浸けて2粒根がでるかどうかです。

発根した豆だけを今度は植木鉢に植えていきます。底には小石を薄く敷いて水はけをよくしたあと、その上に園芸用赤玉、バーミキュライトを詰めていきます。豆を植えるのは1cm程度の深さです。指を第一関節程度まで土に刺し、穴を作って豆を入れたら1cm程度優しく土をかけていきます。

豆を蒔き終えたら土全体が湿る程度に水をかけます。表面だけでなく土の中にいきわたらせるようにします。

豆蒔きが完了したら、発芽するまで直射日光の当たらないあたたかい場所で育てます。水やりは、土が乾ききる前に行います。乾燥している時間が長引くと発芽しなくなりますので注意が必要です。量としては表面が湿る程度で、多くやり過ぎると、豆がダメになってしまい、こちらも発芽しない原因となります。

発芽までのポイント・時期は暖かくなってから5月~9月までの間

 

・直射日光に当てない

 

・気温は20℃以下にならない場所

 

・土が乾燥しないように水やりをする

 

・カビが生えたら他の生豆に移らないように取り除く

これを繰り返すこと2ヵ月~3ヵ月程度で発芽し、豆の部分から葉っぱが出てきます。自宅でのコーヒー豆の発芽は確率的にそれほど高いものではなく、水の与え方や温度管理が出来ていないと発芽しません。

発芽までの注意すべきポイントとしては、室温管理と乾燥です。室温は発芽するまで20度以上となるよう管理が必要です。また乾燥させないよう、毎日水やりを欠かしてはいけません。どちらも重要ですが、風通しは確保されていないとカビが生える原因となりますのでこちらも注意が必要です。

こうして生豆から発芽の工程を経てコーヒーの木は大きく成長していきます。

美味しいコーヒーの木の育て方をご覧になりたい方はこちらをご覧ください

コーヒーの木の育て方
美味しいコーヒーの木の育て方♪♪注意点をご紹介!

コーヒーの木が育つまで

コーヒー生豆はコーヒーの木の果実から取り出したものになり、木はデリケートな植物でアカネ科の常緑樹です。コーヒーの木の種が発芽するための栽培条件は、標高900から1500メートルの高山でることが挙げられます。その山の中腹及び高原部といった地形が栽培条件となり、1500ミリ以上の年間降水量が見込める場所になります。

温暖な気候と平均気温20度前後が必要で、日当たりが良いことと適当な日陰があることも条件です。さらに霜の降りない土地であることが条件となり、これらの条件のどれかが欠けても育たちません。通常1から2ヵ月程で蒔かれたコーヒーの種は発芽し、マッチ棒のようにまっすぐな長い茎が伸びていきます。発芽から2ヵ月程度たった頃双葉が登場し成長した苗は6ヵ月程度、苗床で丁寧に育てられ30から50センチメートル程まで成長後大切に農園に植え替えられます。

苗床から農園に植え替えられたコーヒーの苗木は、およそ3年ほどで開花します。手摘みで収穫する生産農家では、その間、効率的な収穫がおこなえるように下方に出てきた脇芽を摘み取り、枝が上方にまとまるような手入れをします。

コーヒーの花は白い五辮(ごべん)の花で、ジャスミンのような香りがします。花は数日で枯れ、その後小さな実がつき、約6〜8ヶ月で赤色に熟します。コーヒーの収穫は6〜10年目をピークに、その後徐々に収穫量が減ります。樹高も高く成長しすぎて収穫に支障がでると、地上60cmほどのところで幹を切り落としてしまうこともあります。その後、切り落とされた幹から新芽が出て、樹勢を盛り返すことができます。

さらに天候にも恵まれ、病害虫対策など万全を期すれば、20年どころか50年にもわたって結実することもあります。コーヒーの樹は野生のものですと10mにも成長するものもありますが、栽培種は作業効率を高めるため2mほどの高さに刈り込まれています。

コーヒーの収穫期および収穫方法は産地によって異なります。年に1〜2回、乾期に収穫される場合が多いです。

収穫方法は大きく分けて、手摘みと地面に落として集める方法の2種類に分けられます。

 

『手摘みでの収穫』

ブラジル、エチオピアを除く多くのアラビカ種生産国では手摘みによる収穫がおこなわれています。

インドネシアのアラビカ種も手摘みの方法で収穫されることがほとんどで、未熟豆も一緒に収穫されてしまう場合もありますが、ウェットプロセス精製方法(弊社の場合)のため赤い完熟豆だけが製品になるように精製しています。

 

『落果での収穫』

熟した実を棒でたたき落としたり、木や枝を揺すって落としたりした実をかき集める方法です。

大きなプランテーションでは大型収穫機が使われることがあるが、中小の農園では家族労働を中心に収穫が行われます。

地面に落とす方法は手摘みに比べて異物や不良な実が混じりやすく、

場所によっては異臭がついたり、地面が湿っていたりすると実が発酵してしまうことがあります。

 

コーヒーは何年もかけてごく少量実から出来ています。何気に飲んでいますが現地の人の苦労があって日本に運ばれてきます。

いつか日本でも普通に収穫出来、国産コーヒーが市場に出回る事を願います。

実際にオールドクロップから初芽を目指して奮闘中!!

コーヒー豆『オールドクロップ』でも発芽するか検証!!
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