一昔前はお店でコーヒーを飲むということが多い時代でしたが、最近はコロナの影響もありおうちカフェが流行っているため、家でコーヒーを淹れる習慣が増えてきています。
そんな中コーヒーを挽いた状態ではなく、豆の状態で購入される方も増えてきたのではないでしょうか??
コーヒー豆を買ってきてはみたものの
どうやって保存するのか???
「ネットで調べるとコーヒー豆は冷凍庫で保存」などと書かれていることもあります。
実際にはどうなのか?そんな疑問を解消するため、コーヒー豆の正しい保存方法をご紹介致します。
コーヒー豆の特性をしっかりと理解したうえで最適な保存を心掛けましょう!!
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目次
焙煎後のコーヒー豆はどんな状態?
皆さんが普段飲んでいるコーヒー豆はどういったものなのか??
そもそもコーヒー豆とはなんなのか?
知りたい方はこちらの記事をご覧ください
↓
コーヒー豆を購入した時点は、ほとんどの場合が焙煎後の豆となります。もちろん生豆の状態で購入して、自宅で焙煎をされている方も少しずつ増えてきています。
焙煎後のコーヒー豆、焙煎をしているわけですから、豆の中に含まれている水分が少なくなっている状態になります。
ここでポイントなのが、焙煎後のコーヒー豆は水分を吸い取りやすい状態になっているということです。
ちょっとした温度変化による結露が起こると、すぐに水分を吸収してしまい、劣化を早めてしまいます。
また直射日光や蛍光灯などの光にも弱いため、コーヒー豆はとてもデリケートなものです。
まずはこのポイントを押さえながら保存方法を見ていきましょう!!
コーヒー豆の保存期間
先ほどコーヒー豆は保存方法を間違えるとすぐ劣化してしまいます。
保存方法の前に保存出来る期間を見ていきましょう!
基本コーヒー豆は温度変化や光、湿気の少ない場所で常温保存するようにしてください。
なぜ冷蔵ではないのか??
それは先ほどもお伝えしましたが『温度変化による結露』が起こりやすいからです。
もしどうしても気温が高く冷蔵庫に入れる場合は、開け閉めの回数を減らし密閉容器に入れるようにして、早めに飲み切るようにしてください。
それでは常温と冷凍庫での正しい保存方法のやり方をご説明します。
コーヒー豆の正しい保存方法
・密閉容器
・フリーザーバックによる小分け
以上三点がお勧めの方法です。
では細かく見ていきましょう。
【ガス抜きバルブ、ファスナー付き袋】
コーヒー豆の保存方法としては一番お勧めです。
こちらの袋で販売してくれているお店は重宝します。私はスペシャルティーなど品質の良い豆を購入する際は必ずこの袋で販売されているお店を選びます。
コーヒー豆は、焙煎をする際に水分が抜けていくとハチの巣状になっていきます。
その穴の中に炭酸ガスが入ってしまい、それが少しずづ漏れてきます。
そのガスを袋の中から出してくれる役目をしているのが、ガス抜きバルブです。
コーヒー豆を購入された後袋が膨らんでくるのはその為です。
袋に溜まったガスや、開けた際に入る空気をバルブによって抜く事が出来るためコーヒー豆の劣化が和らぎます。
コーヒー豆がこうした袋に入っている場合は、そのままの状態で保存が可能です。
コーヒー豆は鮮度が命といっても良いほど、生もの扱いです。間違った保存方法を行ってしまうと、せっかく美味しいコーヒーを手にいれたとしても美味しくないコーヒーになってしまいます。
通常焙煎3日後~1週間以内に飲んでいただくのがお勧めです。
なぜ焙煎から3日後かというと、焙煎後すぐはコーヒー豆に溜まったガスが多く残っており、美味しいコーヒーを抽出する際に邪魔になり、味のばらつきが起こるためです。ガス抜きがある程度落ち着くのが3日前後というわけです。
一週間で飲み切れない場合も多々あると思います。そんなときはどうすれば良いのでしょうか??
保存期間として、3週間以内に飲み切る場合、冷暗所(光当たらず湿気の少ない所、1℃~15℃の場所)で保存をしてください。
3週間以上の長期保存する場合は、冷凍庫での保存をしてください。
ただし、冷凍庫で保存をする場合の注意点があります。
先ほどのポイントでもご説明しましたが、コーヒー豆は温度変化による結露が苦手です。
何度も出し入れして結露が起こると劣化を早めますので注意が必要です。
基本的には豆の状態でも、3週間で飲み切るようにしてください。美味しいコーヒーを飲みたいと思われている方は、まとめて多くの豆を買うのではなく、3週間以内で飲み切れるグラム数で購入されることをお勧めします。
出来れば1週間以内です!!
【密閉容器】
普段こちらの容器を使って保存をされている方が多いのではないでしょうか??
最も一般的な保存方法ですが、もちろん注意点があります。
こちらは透明な容器ですから光に当たりやすいものになります、ですので直射日光や蛍光灯、湿気をさけて保存をしましょう。
密閉容器を使用する場合、焙煎後一週間以内で飲み切るなら常温(15℃~25℃)保存。それ以上であれば冷暗所に保存するようにしましょう。
密閉容器を使用する場合はもう一つ注意点があります。
それは開け閉めしたときに空気が入ります。容器の中に空気が溜まり過ぎると劣化の原因にも繋がりますので、なるべく空気が入らない状態(ラップを丸めたものなどを詰める)で保存するようにしてください。
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【フリーザーバック】
こちらはどうしても、3週間以上豆を保存する必要がある場合に使用します。
先ほどもご説明しましたが、出し入れした際の温度変化による結露が起こると、豆の劣化を早めます。ですのでフリーザーバックを使用し小分けにして冷凍保存することをお勧めします。
ただし冷凍保存であったとしても90日以内に飲み切ることを心掛けてください。
また、豆が冷えたまま抽出してしまうと、抽出温度が低くなり味のブレの原因となりますので、常温に戻してから抽出することをお勧めします。
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まとめ
ポイント■コーヒー豆の保存方法は基本冷暗所(直射日光や蛍光灯などの光が当たらず、湿気の少ない所)でしましょう。
■焙煎後早めに飲み切れる量を購入しましょう。
■冷凍保存する場合は小分けにして、常温に戻してから使用しましょう。
コーヒー豆は一見「なまもの」には見えませんが、取り扱いはなまものと一緒です。焙煎後というより、収穫した時点で劣化は進みます。その劣化を少しでも遅らせていき、正しい抽出方法を行うことで初めて美味しいコーヒーとなります。
美味しいコーヒーを飲む際は保存方法にもこだわりましょう。
美味しい淹れ方のポイントは、温度、抽出スピード、挽き目の関係性をしっかり理解しておけば、色々な特徴のあるコーヒー豆に対して適切な淹れ方が出来るようになります。もちろん注意点は他にもありますが、まずはこのあたりに注意して淹れてみてください。
何も考えずに淹れるよりは美味しいコーヒーが抽出できると思います。
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