カフェ経営

カフェ経営の費用はいくらかかる?気を付けるべき点をご紹介!!


今の仕事を辞めてカフェを開業してみたい、自分で淹れたコーヒーを多くの人に味わってもらいたいと考えている人はいるでしょう。しかし飲食業というのは、開店したものすぐに閉店してしまうこともあるものです。1つの店で、テナントの出入りというのを見たこともあるかもしれません。自分のカフェを長続きさせるには、どのような経営戦略を立てるといいのでしょうか??

 

コンセプトをしっかりと

 

まずよくいわれていますが、コンセプトをきちんと決めることです。カフェに来てくれた人に憩いの場を設けるのか、それとも空き物件があるので、何かビジネスを始めようとするのか、それだけでもかなり違って来ます。前者の場合は、ネットなどで意外と知られていない物件を探し、利用することでうまく行くこともあります。郊外の空き家になっている民家を借りて、カフェを経営するなどという方法もあります。

・コーヒー専門店にするのか??
・デザートをメインのカフェにするのか??
・自分の趣味を全面に出したカフェにするのか??

カフェ経営で大事なのはどうお客様に常連様になってもらうかがポイントです。最近流行のカフェを出したとしても、流行りは必ず廃りがきます。流行にのってカフェを出すというのは気を付けておいたほうが良いです。

それよりも、長く続くようなカフェのコンセプトをしっかりと考えておきましょう。

 

よく皆さん勘違いをされる方がいらっしゃいますが、コーヒーは原価が安いから儲けやすいと・・・・・・確かに原価は安いですが、そう簡単な話ではありません。
経営する以上は収益を考えないといけません。仮にコーヒーだけを売った場合、儲けは意外と少ないです。飲食店でアルコールを提供した方が、はるかに収益は多いといえます。しかしカフェでは原則的にアルコールを提供することはありません。そのため、利幅はかなり小さくなります。

そしてコーヒーは、競合商品が多いです。最近ではコンビニでも販売されていますし、大手チェーンの場合は400円ほどでコーヒーを飲むことができます。ファーストフードの場合も、300円もあればホットやアイスのコーヒーを飲むことが可能です。しかし個人でカフェを経営するとなると、最低1杯500円程度は見ておく必要があります。

しかし個人店でも十分戦える戦略もあります。

大手チェーン店では大型店舗が多く勿論家賃が高い事が多く尚且つ人件費が莫大にかかります。そのためFLR(原価・人件費・家賃)コストが高くなるのでしっかりとバランスを考えて営業しないとすぐマイナスになります。個人店の場合大きな店舗を出すのではなく、自分一人でお店を回せるぐらいの規模にし、テイクアウトやuber Eatsなどのデリバリーサービスを取り入れてみましょう。

ちなみにFLRコストは売上に対して70%以下にしていかなければ利益は中々でません。一般的にカフェの原価率は25%~30%です。商品にこだわりをもってした場合でも35%以下には抑えられると思います。家賃に関しては10%以下が理想ですが、売り上げによるのであくまでも理想です。人件費に関しては20%~25%です。その合計が70%以下にするようにしっかりと考えていきましょう。

先ずは家賃(ただし地域や、人口、人が来る可能性があるかはしっかりと考える事)、人件費をなるべく抑え、その代わりに原価にお金をかけ良い商品を提供してみてはいかがでしょうか。

それにはまず付加価値をつける。たとえば特定の地域のコーヒーが飲めるとか、原価にこそお金をかけ他では見ない商品を作る、通常カフェでは体験できないものも取り入れるなど、そういった点にこだわるようにしましょう。

新規顧客の獲得

 

それから最初は親しい人や友人に来てもらえるにしても、新規の客を開拓する必要が出て来ます。そのような場合は、SNSやフリーペーパーを活用することもできます。しかしこれは、多くの個人経営の飲食店が行っていることですので、競争率がかなり高いと考えておいてください。

そして得意客を決めることです。

・年配の方をターゲットにするのか??
・30代前後をターゲットにするのか??
・家族層をターゲットにするのか??

飲食店の場合、お客の回転率を上げることは必須条件ですが、必ずしも、違うお客さんに入れ代わり立ち代わり来てもらわなくてもいいのです。それよりも近くのビルで仕事をしている人が得意客になってくれて、毎日足を運んでくれた方が回転率は上がるといえそうです。とにかくカフェは客商売であり、如何に常連客をつかまえるかにかかって来ます。

もし個人経営で芳しい売り上げが望めない時は、大手チェーンの傘下に入るという方法もあります。この場合は自分のこだわりのコーヒーを出すことはできませんが、その代わり一定のお客さんを確保することはできます。

開業届

それではいざ開店しようという時は、何から始めるといいのでしょうか。

まず必要なのは開業届出書です。これは個人事業としての届出書で、税務署に提出します。しかし節税をしたい場合は、法人化するという方法もあります。この場合は、法人設立届出書をやはり税務署に提出します。さらに法務局で、法人設立の登記を行います。この場合は司法書士に依頼することもできます。

最近は書類作りを手伝ってくれるソフトもありますので、そういうのを上手に活用するといいでしょう。

そして開業に必要な金額ですが、最低でも数百万円はかかると考えておいてください。無論これもケースバイケースで、空いた物件を利用するとか、インテリアの費用などによってはいくらか抑えられることができます。資金は自分で貯蓄した分を使うこともできますが、公的機関で融資してもらえることもあります。日本政策金融公庫などはその代表といえます。しかし事業計画などの書類をきちんと立てておかないと、断られることもあります。それ以外にも自治体やクラウドファンディングなどで融資をしてもらえることもあります。

カフェ開業に掛かる費用の例

 

開業スタイルを変更することでカフェに掛かる費用を抑えることが出来ますが、事務費用として、カフェをオープンする際の物件所得代金、内装代金、厨房設備費、運転資金などが掛かります。それらを踏まえたうえで幾つかカフェをオープンする際のスタイルを紹介します。(自家焙煎用の大きな焙煎機、数100万の費用などは含めていません)

『移動式販売カフェ』

こちらのカフェの場合事務所や販売店舗を借りず、移動販売で営業をしますので初期投資としては車の改造費用が発生します。車自体については新車でもよいですが中古車であれば、バンタイプの物でも形式が古くなり市場に溢れている物ですと100万円以内で抑えることが出来ます。

そして次に発生する物が内装と改築費用ですが、こちらは車を改造して移動販売するための調理設備などを搭載させる際に発生する費用で、おおよそ車両と調理器具を搭載した改造費用は200万円くらいに抑えることも出来ます。

そこにチラシなどの宣伝費用を要れ10万円をプラスし、運転資金をプラスした場合、従業員が2人と仮定した場合3ヶ月あたりで160万円は用意したほうが良いでしょう。合計するとオープン費用として移動式であれば370万円以内で収めることが出来ます。

ですが、販売者量をオシャレな、外国のバンにした場合、フォルクスワーゲンのサンババスですと300万円でも購入できない可能性があるため、おしゃれな車両にすると車両費が掛かります。移動式の場合、ほとんどが車両とその車両の改造費用になります。直、これらのオープン費用は材料費については含まれていませんので注意が必要です。

 

『自宅をカフェに改造した場合』

自宅をカフェに改造する場合、内装工事費用が発生します。この費用は約100万から300万の間で内装工事が出来る物と仮定した上で、そこに、調理器具の搬入に約150万円をかけて設備を改築、宣伝費用であるチラシに約10万、従業員に支払うお給料としての運転資金を合わせた場合、従業員が3名だとした場合3ヶ月で180万くらいは用意したほうが良いでしょう。

これらを合計すると改築費用を一番高く見積もり計算した場合、640万円は必要になります。直これらの見積もりについては材料費などは含めていませんので材料費については別途計算が必要です。

 

『独立カフェの場合』

移動販売式や自宅をカフェに改造せずに、物件を借りてカフェをオープンする場合、物件費用がまず発生します。敷金や礼金払い物件を一年借りると仮定した場合、20坪ほどの物件で200万くらいとなります。

そこに内装工事が発生し内装工事は1坪30万円と仮定した物で計算しますと600万円は内装工事代金が掛かります。直これらの費用については工事業者により多少ずれがあります。そこから空調代金やキッチンの設置代を含めると300万円くらいとなります。

そして宣伝費用ですが、ホームページで宣伝をする場合約10万円となりそこからチラシを配ることを仮定するとさらに10万円で計20万円になります。そして最後の運営資金ですが、3ヶ月で240万円以上となります。独立式の場合オープン費用については高く見積もったほうが後々、従業員を増やすことを考えた場合、安全ですので高く見積もった場合、1800万円は用意したほうが良いでしょう。

 

『オープン費用を抑えるには』

・居抜き物件

オープン費用を抑えるためには居抜き物件を使用する方法があります。これは以前カフェをしていた方がそのまま物件を売りに出していたり、貸していたりする物件のことで、カフェに必要な内装設備がそろっている物件になります。一から内装を手がけたりしなくて良い分、オープンに掛かる費用を抑えることが出来る方法となり、こちらの場合、物件費用と、内装工事費用、設備費用を抑えることが出来ます。

・工事を自分で行う

カフェの設備や内装に至るまでの設置をすべて自分ひとりで行うと言う方式をとる事でも設備費用と内装ひようをおさえることができます。ですが、電気関係の設備を完備したりもしますので電気関連の資格が無いと設備を完備できない点と、電気工事師の方のチェックなどが必要となります。

・中古品の厨房設備や空調を使用する

厨房設備や空調設備は中古品も数多く出回っており、中古品を使用して設備代を抑えることでオープン費用を抑えると言う方法もあります。メリットとしては設備投資代金を大幅に抑えることが出来ますが、デメリットとしては設備が故障した際の保証については中古商品を販売している会社により保証されるかされないかが決まるため、オープン当日に効きが故障した場合、すぐにでも機器を保証してくれて新しい機器と交換してくれるかどうかについては会社次第になります。これは空調も同じで機器を保証してくれて違う中古の空調設備と交換してくれるかは会社次第になります。

『FC店への加入』

全国のカフェにはフランチャイズ契約ができるところもあります。フランチャイズ契約の場合は上記と違い別の費用も発生してきます。一から建物を建築する場合、数千万~億の費用が掛かってきます。勿論オーナーチェンジという形であれば建物、設備等の費用はかかりませんが、譲り受けるのにタダということはありませんので、金額はその場の交渉という形になります。

決められたパッケージですので、運営するために必要な商品開発や、仕入れ等の心配は必要ありません。自分で考えてお店をしていくのがめんどくさいという方にはおススメですが、ロイヤリティという形で毎月支払いはしていくようになります。
FCはある程度楽ではありますが、その分自分がしたい事は出来ませんし、全国にある他の店舗で何かあった場合のあおりは確実にうけます。

以前飲食のFC店で責任者を2か所していたことがありますが、本部のレベルが全く違う印象を受けました。商品開発力、スピード感、全体的なしっかり感、このあたりが全然違いますので、FC契約をしてカフェをする場合、事前にしっかりと調査をしておいたほうが良いと思います。

集客率を上げる方法

 

集客効果を上げたい場合は、できればメディアで取り上げてもらうといいでしょう。これはテレビでも、あるいはネットメディアでもいいのです。多くの人たちが目を通すメディアであれば、それだけ宣伝効果が広まるからです。勿論メディアが食いつくようなアイデアんどがないと難しいですが、効果は絶大です。

また最近ではSNSを使用した広告を使う企業が増えてきました。TVよりもSNSを見ている時間の方が長くなってきている時代ですから、大手企業もTVCM→SNS広告に切り替えています、その方が広告料が全く違い多くの利益が残せるような時代になりました。SNS広告は個人でも出来るのでぜひ取り入れましょう。

お勧めはインスタとFacebookを連携させた、Facebook広告です。こちらはオーディエンスを細かく指定できるため、カフェやコーヒーに特化した広告が可能です。さらに地域まで指定出来るのでぜひ使って見てください。

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本業としてではなくサイドビジネスとして

 

この方法としては、自宅の一部を開放するやり方と、特定のスペースで決まった時期だけカフェを経営するやり方とに分けられます。

自宅で経営する場合は、調理場とホールが別々であるといった保健所の審査基準があるので、その条件を満たすようにしておきましょう。この方法は、将来的に本格的なカフェを開くためのリハーサルということができます。

あくまでもサイドビジネスですので、出て行くお金が少ないこと、様子を見ながらコンセプトを変えられるなどのメリットがあります。もし失敗しても、本業があるのでお金の心配もそうありません。特に将来的にカフェを持ちたいのであれば、その候補地の近くでカフェを開き、お客の層をある程度つかむことができます。

もちろんこの方法にもリスクはあります。まず私生活との線引きが曖昧になりやすいことです。このような事態を防ぐためにも、居住空間とカフェとはきちんと分けておくようにしましょう。そして収益に関しても、サイドビジネスという甘えからおろそかになりがちです。将来的にカフェを持ちたいのであれば、サイドビジネスの段階で集客方法のこつをマスターしましょう。またカフェにお客さんが来れば来るほど、駐車スペースとか騒音などで、トラブルが起きやすくもなります。このようなことがないように、まずご近所に周知しておくようにしましょう。

そしてごみなどがあちこちに捨てられていないか、その点にも気を付けておくようにします。しかし実際に経営する前に、シミュレートしておきたいという人もいるでしょう。

そのような場合には、レンタルカフェというものもあります。パーティーなどの時に、実際にこういう施設を借り切って、1日だけのカフェオーナーになってみることもできます。こういう体験をすることによって、仕込みの方法やお客のさばき方など、様々なノウハウを身に着けることができます。またレンタルカフェでなくても、知人や友人がカフェを実際に経営している場合には、そこでアルバイトをさせてもらうという方法もあります。経営に関して色々教えてもらうこともできるでしょう。カフェを開く場合には、本人が出したいコーヒーや料理を出すこと、どうやって物件を探すかということ、開業のための書類の提出方法、固定客をどうやって作るのかなども含めて、クリアすべき問題がかなりあります。だからこそ、店が軌道に乗ってお客さんがついた時の喜びもまたひとしおです。

もちろんこれはカフェに限らず、飲食店の場合は多かれ少なかれそうですが、カフェの場合は出すメニューが決まっており、その限られたメニューで人を引き付けられるという喜びがあるものです。もちろんそのためには、ビジネス的な視点も忘れてはいけません。どこをどのようにすれば、お客さんが入ってくれるか、リピーターになってくれるかというのも大事なのです。こういった理由から考えると、やはりカフェ経営は生半可な気持ちでできるものではありません。融資の際の事業計画をきちんと整えられるように、どのようなコンセプトで経営したいのか、それをまず決めるようにしましょう。そして当初は、メニューも予め限定し、慣れて来たら徐々に増やすようにして行くといいでしょう。

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