備前焼とコーヒー

美味しいコーヒーを楽しみたい方へ!!『備前珈琲玉』


一昔前は知り合いの方が来た際お茶を出すことが多かったと思いますが、最近ではコーヒーを出されている方も多くなったのではないでしょうか??

どうせ出すなら『美味しいコーヒー』をと思われると思います。

今回ご紹介するのは日本の伝統工芸品の一つである備前焼です。見た目や雰囲気も味わえ、愛用される方も増え、誰もが1度は見たことや手に取ったことがあるのではないでしょうか。

その昔朝鮮から渡ってきたとされ、日本で変化を続けながらも当初から丈夫で割れにくかったこともあり、平安時代は日用品として広く使われていたと言われています。

備前焼のイメージといえばまずは茶褐色の渋い色合い。焼きの具合によって生まれたこのえもいわれぬグラデーションに魅了されている方は少なくないでしょう。そしてざらざらとした触感。この素材の土の感触は、器を持つ手に温もりを感じさせてくれます。またテーブルにコトリと置く際のマットな響きも、こういった焼き物の味が感じられます。

高温で何日にも渡って焼かれる備前焼は土の素材や焼き具合に違いが出てくる為、1つ1つがこの世で唯一無二のものに出来上がります。そんな備前焼はマイカップとして選ぶにうってつけでしょう。

 

備前焼で作られた『備前珈琲玉』

ところで備前焼のビールマグを見たことがあるかたはいらっしゃるかもしれませんが、実はコーヒーとの相性も良いのです。等に苦みの強いコーヒーを、他のカップと飲み比べをしてみると違いが分かります。味をまろやかにするその秘密はどうやら備前焼の表面に見られる気泡のような無数の穴にあるようです。味をまろやかにするという作用はビールやコーヒー以外でも、お茶や水でも味比べをしてみると面白いですね。

「備前焼で飲んでみたら美味しいかもしれないけれども、気軽に選べるものでもなさそうだし、まずは備前焼と親しんでみたい」という場合、実は「備前珈琲玉」なるものを手に入れてみるという方法があります。これは約5センチ程のジャンボコーヒー豆といった体の、かわいらしくも見えるオブジェで、伝統的な備前焼の工法で作られています。

使い方は簡単で、このオブジェをお使いのカップに入れて、コーヒーを注ぐだけです。オブジェを入れたままコーヒーをいただくと、まろやかな味わいになるという見た目にも楽しく新しい備前焼なのです。長い歴史を持つ伝統工芸品も、その手法を守り引き継ぎながらも新しい風が入っているのですね。確かにコーヒーは南米などの遠い国と日本の伝統が出会う素敵な飲み物と言えるでしょう。

備前珈琲玉で備前焼に親しんでみたし、いよいよマイカップに1つ備前焼を購入してみようかと決めたら今度はどんなカップにしようかと考えをまとめてみる段階です。

まずは形と大きさ。飲む量によってマグカップサイズにするか、小ぶりのものにするか、ゴブレットのように逆円錐形や円柱形か、丸みを帯びたシルエットが好きか。コーヒーの香りをできるだけじっくりとかいでいたいのであれば、口の方がすぼまっているものや、丸みを帯びたものが良いでしょう。ソーサー付きか、カップのみかといった選択もありますね。
また、備前焼というと確かに茶褐色の渋い色合いのイメージが強いですが、実は黄金色~橙色のグラデーションのものもあります。備前の土と顔料を合わせて出した色合いに、藁が窯の中で燃えることによってできる模様でこういった一味違う備前焼が出来上がります。

コーヒーを楽しむ時間帯やその日の気分によって、又は来客を招いて語らいながら一緒にコーヒーと備前焼きを楽しみたいなどを考えると、備前焼のマイカップ、いろいろな種類を何客かずつ欲しくなってきそうです。

既に備前焼の魅力にはまったのであれば、コーヒーカップとドリップがセットになった備前焼は、また一段と雰囲気が出る作品です。まるでインテリアの為に作られたのかと思うほど味があるので、コーヒー愛好家の仲間への贈り物としても喜ばれそうですね。これからも飲み物をおいしくしながら進化していく備前焼を、手元で実感しながら楽しみたいものです。備前焼とともに、味が出てくる年の取り方をしたいものです。

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