いつの時代もコーヒーは苦いというイメージが強いと思います。
コーヒーは好きですか??という質問に対して嫌いな人は『苦いから苦手』という方多いようです。なぜ苦いというイメージが強いのか??
現代と昔では違うコーヒーであるという事をご紹介します!!
コーヒーの種類というのは主に二種類存在していてアラビカ種と呼ばれるものとロブスタ種と呼ばれるものがあります。
現在ではアラビカ種が主流といってもよいです。多くのコーヒー豆はアラビカ種なのですが昔はロブスタ種の方が多かったです。
なぜかと言いますとアラビカ種は気温の変化や雨量、土壌など環境が整っている場所で育てなければ中々育ちません。対してロブスタ種はアラビカ種に比べて栽培しやすく、コーヒー生産におけるノウハウがそこまで確立されていなかった時代において、大量に生産して供給するという点においてはこちらの方が有利だったからです。
初めてコーヒーを一般に認知させるほどに提供したと言われているのは帝国ホテルと言われているわけですが、かつてここで提供されていたアメリカンというコーヒーも実はこのロブスタ種であったと言われています。
色々な説があるのですがこの手の珈琲はアメリカ人がよく飲んでいたものであって、ビジネスマンが多く利用する帝国ホテルなどにおいてはその主流となっている品種のものを利用して提供していたからと言われています。
正しい意味でのアメリカンというのは決して薄いコーヒーであるということではないのですが、結構年配の人がアメリカンというのは薄めのコーヒーという認識を持っていたりするのは当時の事情があったわけです。
良かったのか悪かったのかというのではなく時代背景からコーヒーというものを見てみますと主流となっていた品種が違っていたりとか、苦味が強くて飲めなかったので少しでも苦味を薄くするためにやや薄めに提供していたことがあったと言ったような歴史的なことが見て取れるようになるわけです。
今現在アラビカ種が主流となっています。良質なコーヒーは苦いというよりもフルーティーな印象が強くなります。それでもまだ苦いというイメージあるのは缶コーヒーに使われている豆はロブスタ種であったり、スペシャルティーコーヒーがまだまだ認知されていないことが原因かもしれません。
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