COE(カップオブエクセレンス)

COE(カップ・オブ・エクセレンス)世界最高品質のコーヒーについてご紹介!

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皆さんはカップ・オブ・エクセレンス(Cup of Excellence)という言葉をご存知でしょうか?
近年、メディア等で紹介される事も増え、注目を集めているキーワードです。
日本人の多くは高ければ美味しいと思う人がいますが、コーヒーの世界においてはそんなことはありません。
しかし、コーヒーは全世界での需要が高まり、様々な地域で栽培されています。なので消費者からすると「どのコーヒー豆が本当に美味しいのか?」本当に美味しいコーヒーを見極めるのは、とても至難の業となってしまいました。
そこで注目したいキーワードが、「カップ・オブ・エクセレンス」なのです。
カップ・オブ・エクセレンス(COE)を知る事で、世界最高品質のコーヒーを知ることができるでしょう。

「COE(カップ・オブ・エクセレンス)とは何か」

世界中のコーヒーのエキスパート達が審査員となり、エントリーされた数百のコーヒーの中から厳しい関門を潜り抜けた,世界最高品質のコーヒー豆に与えられる名誉ある称号の事なのです。
1999年に国際コーヒー機関(ICO)のプロジェクトで始まり、グアテマラ、ブラジル、エルサルバトル、ホンジュラス、コスタリカ、ニカラグア、メキシコ、ブルンジ、ルワンダ、コロンビア、ボリビアの生産国ごとに、毎年行われています。
選出されたコーヒー豆は、インターネットオークションにかけられ、世界のコーヒー業者に落札されます。代金はそのままコーヒー生産者のものになります。生産者からするとカップ・オブ・エクセレンスに選出されることが、その後の人生を左右する程の事なので、数多くの生産者がカップ・オブ・エクセレンスを訪れます。
COEに選出されるコーヒー豆は、世界最高品質のコーヒー豆に厳選されるので、COEをチェックしておく事で、本当に美味しい素敵なコーヒーと出会うことができるでしょう。
COE以外でも「ベスト・オブ・パナマ」という品評会がありますが、COEの方が大規模で行われています。

「COE(カップ・オブ・エクセレンス)の起源」

1960年代、コーヒー最大の消費国はアメリカでした。膨大な量のコーヒーの需要を賄うため、各地のコーヒー生産国は大量生産が必要とされました。しかし、安い賃金で価格競争に巻き込まれた生産農家が増え、やむなく廃業になり厳しい状況に追い込まれる農家が増え続けました。こうした状況に対応できたのが大農園くらいしかなく、質よりも量が優先されたために市場に販売されるコーヒーの味は、徐々に低下していきました。結果として低品質のコーヒーはアメリカにおいて消費者のコーヒー離れを加速させてしまったのです。
そんな中、1978年の国際会議において、稀少でユニークな味わいを持つコーヒーの存在が提言されました。これが、現在のスペシャルティコーヒーへとつながる新しい考え方の始まりでした。1997年には、従来の大量消費型の流通システムにのれない小規模な生産者や、貧困に苦しむ生産者を救済することを目的として発足したのが「国連グルメコーヒー開発プロジェクト」が始動します。この審査国として選ばれたのが、アメリカ、イタリア、日本の3カ国でした。後にこのプロジェクトが高品質のコーヒー豆を審査する国際品評会「カップ・オブ・エクセレンス」の原型となりました。

「COE(カップ・オブ・エクセレンス)のランク分け」

公平なルールのもと行われる審査で、カッピング評価基準、SCAJカッピング評価基準をもとにランク分けがされています。
コーヒー豆につけられた点数というものが存在し、点数に応じて称される名称をご紹介します。

SCAJ、COEカップ評価が88点以上のものにTop of Top トップ・オブ・トップ
SCAJ、COEカップ評価が85点以上のものにTop Specialty Coffee トップ・スペシャルティーコーヒー
SCAJ、COEカップ評価が80点以上のものにSpecialty Coffee スペシャルティーコーヒー
SCAJ、COEカップ評価が76点以上のものにPremium Coffee プレミアムコーヒー
SCAJ、COEカップ評価が76点未満のものにComercial Coffee コマーシャルコーヒー
このような感じでランク分けされます。85点を上回る評価を得たコーヒーが、COE受賞の名誉を勝ち取ることができます。

スペシャルティーコーヒーについてはこちらをご覧ください。

http://skang.coffee/2018/10/16/スペシャルティーコーヒーについてご紹介%ef%bc%81%ef%bc%81/

「COE(カップ・オブ・エクセレンス)はどのように審査されるのか」

COEの審査の流れは予選、国内審査、国際審査の3つを経て審査されることになります。
まずスペシャリティコーヒーの最低品質基準に達しているかを審査することになります。
スペシャリティコーヒーは平均評価が80点以上のものになるので、予選の段階で非常に厳しい審査と言えるでしょう。
この予選で最大150サンプルに絞られます。

次の段階の国内審査員による審査。
コロンビアであればコロンビア人の審査員による審査が行われます。
国内審査では目隠しでのカッピングが行われ、平均評価が86点以上のものから選出します。
国内審査は2度に渡って行われ、予選を通過した150サンプルから90サンプル、その後40サンプルまで厳選されます。
このように次々に厳選されていくわけですね。

最後に国際審査員による審査が待っています。
世界中のコーヒーのエキスパート達が審査員となり、香りや味覚を審査していきます。
審査は、生産国や農園、品種、精製方法を全て隠したブラインドカッピング審査によって審査されます。
簡単に説明すると目隠しによる審査です。
カッピングテストの平均点数が86点以上を獲得するとCOE入賞となります。
その後、上位10の中で最終カッピングが行われ、最終的な順位が決まっていきます。上位ロットは価格の変動が非常に激しいので更に厳密な審査が行われます。
90点以上獲得すると最も名誉な「プレジデンシャルアワード」と呼ばれる称号を得ることができます。

審査はこのように3段回に分けられ、国内審査員でも複数回、国際審査員でも複数回カッピングが行われて選出されることになります。
カッピング審査項目は、アロマ、フレーバー、酸味、甘み、質感、バランス、カップの綺麗さ、クリーンカップ、アフターテイスト、総合評価など10項目もあります。
このような様々な項目を勝ち抜き、厳しいカッピング審査を乗り越えたコーヒー豆がCOEに認定されることになります。

「COE(カップ・オブ・エクセレンス)に参加している日本企業」

日本の企業にも古くからCOEに参加している企業が沢山あります。
丸山珈琲、WATARU、東亜珈琲、加藤珈琲、ハニー珈琲、日本珈琲、極東ファディ、サザコーヒー、田代珈琲など様々な企業が参入しています。
その中でも2018年7月10日に開催されたインターネットオークションで、COEにて見事1位を獲得した、ドン・カイート農園のコーヒーを、COE史上最高価格、2倍以上の総額 約1,750万円で株式会社猿田彦珈琲と株式会社山田珈琲と共に共同落札するなど積極的な動きも見られました。
東亜珈琲は日本で初めてカップオブエクセレンスを落札した企業の1つとして有名です。
このように日本でも最高級の品質のコーヒーが流入しているので、知識さえあれば、美味しいコーヒーに出会える事は間違いないでしょう。
カップ・オブ・エクセレンスを通してコーヒーの良さを少しでも知ってもらえたら幸いです。

2018年現在11カ国でCOEは開催されております。
ブラジル(ナチュラル/パルトプトナチュラル)、コロンビア、ペルー、ブルンジ、ルワンダ、ニカラグア、エルサルバドル、コスタリカ、グアテマラ、ホンジュラス、メキシコ

ブルンジは中々聞き慣れない国かもしれませんが、東アフリカの国で、ルワンダの隣に位置します!コーヒーを育てる環境としては整っており、多くのスペシャルティーを輩出している国です。

 

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